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導火
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みちび
ふりがな文庫
“
導火
(
みちび
)” の例文
投じたけれども自分の船から出るときに、実は松木と五代と申し
談
(
だん
)
じて
窃
(
ひそか
)
にその船の火薬車に
導火
(
みちび
)
を
点
(
つ
)
けて
置
(
おい
)
たから、間もなく船は二艘とも焼けて
仕舞
(
しまっ
)
た。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
機械は本来人間が発明し製作し運転するものであるが、一旦火力や電動力の
導火
(
みちび
)
をつけられるその瞬間から、たちまち一の個性を確立して来る。偉大なる生命の大活動が始まる。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
夫れから又その船の火薬庫に
導火
(
みちび
)
を
点
(
つ
)
けるときは随分気味の悪い話だった、だが命拾いをしたその時、懐中に金が二十五両あったからその金を
持
(
もっ
)
て上陸したと云う。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
地の底の
導火
(
みちび
)
燬
(
や
)
き、ヸオロンぞ狂ひ泣く。
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“導火”の意味
《名詞》
火薬を爆発に導くための火。
(出典:Wiktionary)
導
常用漢字
小5
部首:⼨
15画
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
“導火”で始まる語句
導火線