對蹠的たいしよてき)” の例文
新字:対蹠的
二人共總髮そうはつ、黒木綿のあはせ、白い小倉の袴をはいて、短かいのを一本腰にきめて居りますが、人相や氣分は、對蹠的たいしよてきに違つて居ります。
年の頃五十七八、大町人らしい恰幅かつぷくで、後ろに從へた優さ男の茂七とは、對蹠的たいしよてきに堂々として居ります。