尋常ひとゝおり)” の例文
其の年の秋までに謀策たくみ仕遂しおおせるのに一番むずかしいものは、浮舟うきふねという老女で年は五十四で、男優おとこまさりの尋常ひとゝおりならんものがいて居ります。此者これを手に入れんければなりません。
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
長二はくに幸兵衞夫婦を実の親と見抜いて居りますところへ、最前からの様子といい、段々の口上は尋常ひとゝおりの贔屓でいうのではなく、殊に格外の大金に熨斗を付けてくれるというは
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)