“将碁盤”の読み方と例文
読み方割合
しょうぎばん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくしは退屈な父の相手としてよく将碁盤しょうぎばんに向かった。二人とも無精な性質たちなので、炬燵こたつにあたったまま、盤をやぐらの上へせて、こまを動かすたびに、わざわざ手を掛蒲団かけぶとんの下から出すような事をした。
こころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)