射白いしら)” の例文
が、風は黒雲を巻き落いて、息もつかすまじいと吹きどよもす。雨も川面かはづら射白いしらまいて、底にもとほらうずばかり降り注いだ。
きりしとほろ上人伝 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)