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寡言
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かごん
ふりがな文庫
“
寡言
(
かごん
)” の例文
思想の懸隔に加えて、平生の
寡言
(
かごん
)
のため、これらを言い出ずる機会もなく今日に至りしものにこれあり候。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「しかし、ゲビス君!」いつもは
寡言
(
かごん
)
な
提督
(
ていとく
)
ペリーが、重々しい口を開いた。
船医の立場
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
やがて景清の
戦物語
(
いくさものがたり
)
も済んで一番の謡も
滞
(
とどこお
)
りなく結末まで来た。自分はその
成蹟
(
せいせき
)
を何と評して好いか解らないので、少し不安になった。嫂は平生の
寡言
(
かごん
)
にも似ず「勇しいものですね」と云った。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
劉備の答えは
寡言
(
かごん
)
だった。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
寡
常用漢字
中学
部首:⼧
14画
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
“寡言”で始まる語句
寡言家
寡言多聞
寡言沈厚
寡言温容