“寝蓙”の読み方と例文
読み方割合
ねござ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蚊帳は六畳いっぱいに吊られていて、きのう今日はまだ残暑が強いせいであろう。歌女寿は蒲団の上に寝蓙ねござを敷いて、うすい掻巻かいまきは裾の方に押しやられてあった。
半七捕物帳:05 お化け師匠 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)