“ねござ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
寝蓆50.0%
寝蓙50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と六畳ばかりの奥のの長火鉢の側へ寝蓆ねござを敷いて夫婦を坐らせ、番茶をいで出す長二の顔をお柳が見ておりましたが、何ういたしたのか俄に顔が蒼くなって、眼がさかづり
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
蚊帳は六畳いっぱいに吊られていて、きのう今日はまだ残暑が強いせいであろう。歌女寿は蒲団の上に寝蓙ねござを敷いて、うすい掻巻かいまきは裾の方に押しやられてあった。
半七捕物帳:05 お化け師匠 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)