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寝棚
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レジャンカ
ふりがな文庫
“
寝棚
(
レジャンカ
)” の例文
「で、あの、なんですの……」と、その時、
寝棚
(
レジャンカ
)
のうへにあぐらをかいて坐つてゐた、くだんの村長の
義妹
(
いもうと
)
だと称する女が口を出した。
ディカーニカ近郷夜話 前篇:05 五月の夜(または水死女)
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
壁の裾には滑らかに削つた樫の腰掛が取りつけてあり、それに近く、
寝棚
(
レジャンカ
)
の前には揺籃が、天井に打ちつけた環に、紐をとほして釣つてある。
ディカーニカ近郷夜話 後篇:03 怖ろしき復讐
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
カテリーナは
寝棚
(
レジャンカ
)
に腰かけて、片足で揺籃をゆすりはじめた。ダニーロは坐つたまま、左の眼で運筆を見ながら、右の眼では窓の外に注意を払つてゐた。
ディカーニカ近郷夜話 後篇:03 怖ろしき復讐
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
ダニーロと妻とは腰掛の上に、老婢は
寝棚
(
レジャンカ
)
に眠り、揺籃の中ではいたいけな幼子がすやすやと寝息をたて、
床
(
ゆか
)
の上にはつはものどもが押しならんでごろ寝をしてゐる。
ディカーニカ近郷夜話 後篇:03 怖ろしき復讐
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
娘は
寝棚
(
レジャンカ
)
の上へ飛びあがつた——と、猫もそこへ飛びあがつて、いきなり、娘の頸へ掴みかかつて咽喉を絞めようとする。娘は悲鳴をあげながら、猫をもぎはなしざま、床へ投げつけた。
ディカーニカ近郷夜話 前篇:05 五月の夜(または水死女)
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
寝
常用漢字
中学
部首:⼧
13画
棚
常用漢字
中学
部首:⽊
12画
“寝”で始まる語句
寝
寝衣
寝台
寝床
寝覚
寝室
寝転
寝惚
寝所
寝呆