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寛袍
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どてら
ふりがな文庫
“
寛袍
(
どてら
)” の例文
外から帰ると
寛袍
(
どてら
)
にくつろぎ、廊下は走りがちに歩く、女中にきいてみたら、京都へゆく汽車の中では、ずっと身じろぎもしないで、座ったままだというのに——と、良致さんとの夫妻生活を
九条武子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
おおかめさんが寝間着に
寛袍
(
どてら
)
をはおって、大座ぶとんに坐り、それをとり巻いて振り将棋みたいなことをして、みんなが
賭
(
か
)
けた小銭を、ザクザクと、おおかめさんは座ぶとんや、
膝
(
ひざ
)
の間に押入れて
旧聞日本橋:23 鉄くそぶとり(続旧聞日本橋・その二)
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
「おッさんの
寛袍
(
どてら
)
をもっといで。」
旧聞日本橋:19 明治座今昔
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
寛
常用漢字
中学
部首:⼧
13画
袍
漢検1級
部首:⾐
10画
“寛”で始まる語句
寛
寛濶
寛々
寛永
寛政
寛文
寛衣
寛闊
寛恕
寛大