“寒葉”の読み方と例文
読み方割合
かんば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、予定どおりに寒葉かんばの近くで、後から来た弦之丞と落ちあった。かれの手甲とすそ二所三所ふたところみところに、黒い血痕けっこんがついていた。
鳴門秘帖:05 剣山の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
釣りこんで、麓のほうへ駆けだすから、後で三人はここから先に、土佐街道の寒葉かんばへ出て、そこで待ちあわしていてくれろとおっしゃったのだから
鳴門秘帖:05 剣山の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)