富庫ふこ)” の例文
……祝朝奉しゅくちょうほうは、その身、土豪の長として、領下の民百姓の汗をしぼり取り、財を富庫ふこたしてぜいんでいますが、なおその欲望の底では官職の栄位を求めています。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)