寄贈おく)” の例文
十分にされていて袴着の贈り物などここから持たせてやる必要は何もなさそうに思われたので、姫君づきの女房たちに、乳母をはじめ新しい一重ねずつの華美な衣裳を寄贈おくるだけのことにした。
源氏物語:19 薄雲 (新字新仮名) / 紫式部(著)