“宿醉”のいろいろな読み方と例文
新字:宿酔
読み方割合
ふつかよひ75.0%
ふつかよい25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此頃の宿醉ふつかよひの氣持のわるさはこの一二年前まで知らなかつたことである。それだけ身體に無理がきかなくなつたのだ。
樹木とその葉:07 野蒜の花 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)
えたいの知れない不吉ふきつな塊が私の心を始終壓へつけてゐた。焦燥と云はうか、嫌惡と云はうか——酒を飮んだあとに宿醉ふつかよひがあるやうに、酒を毎日飮んでゐると宿醉に相當した時期がやつて來る。
檸檬 (旧字旧仮名) / 梶井基次郎(著)
宿醉ふつかよいも醒めて、萬次郎もさすがに閉口した樣子です。