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宿醉
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ふつかよひ
ふりがな文庫
“
宿醉
(
ふつかよひ
)” の例文
新字:
宿酔
此頃の
宿醉
(
ふつかよひ
)
の氣持のわるさはこの一二年前まで知らなかつたことである。それだけ身體に無理がきかなくなつたのだ。
樹木とその葉:07 野蒜の花
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
えたいの知れない
不吉
(
ふきつ
)
な塊が私の心を始終壓へつけてゐた。焦燥と云はうか、嫌惡と云はうか——酒を飮んだあとに
宿醉
(
ふつかよひ
)
があるやうに、酒を毎日飮んでゐると宿醉に相當した時期がやつて來る。
檸檬
(旧字旧仮名)
/
梶井基次郎
(著)
宿醉
(
ふつかよひ
)
はいよ/\出て來た。霧を見るのをやめ、眼を瞑ぢてをると、だう/\と流れ下つてゐる瀬の音が、何となく自身の身體の中にでも起つてゐる樣に思ひなされて來た。
湯槽の朝
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
宿
常用漢字
小3
部首:⼧
11画
醉
部首:⾣
15画
“宿”で始まる語句
宿
宿直
宿屋
宿酔
宿世
宿業
宿禰
宿場
宿怨
宿痾