宵惑よいまど)” の例文
乳母のような役をする老女たちは部屋へはいって宵惑よいまどいの目を閉じているころである。若い二、三人の女房は有名な源氏の君の来訪に心をときめかせていた。
源氏物語:06 末摘花 (新字新仮名) / 紫式部(著)
「私は宵惑よいまどいなものですから、お話がもうできないのですよ」
源氏物語:20 朝顔 (新字新仮名) / 紫式部(著)