“客種”の読み方と例文
読み方割合
きゃくだね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それがため、店内に居並ぶ客種きゃくだねは普通の寿司屋にみるように、A級、B級、C級と混合していないのが特色である。
握り寿司の名人 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
鎌「客種きゃくだねが悪い筋だ、なんかごたつこうとして居るはずみだから、どうも仕様がない」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
近年は寿司屋も進歩して、久兵衛きゅうべえのごとき、人のうわさでは、鮎川義介翁あゆかわよしすけおうが後援して近代感覚の素晴らしい店構えを作っている。それがために、従来にない客種きゃくだねをそろえて寿司王を思わせている。
握り寿司の名人 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)