実万さねつむ)” の例文
格太郎は紀伊家の用達ようたしにて家富みたるものなり。和学を好み網代弘訓あじろひろのりを師として国典を読み、又京師の縉紳家にも参して殊に三条さんじょう内府実万さねつむ公の邸に親しく昵近じっきんせり。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
○同十二月二十一日、三条実万さねつむ民家に退居す。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)