“定津院”の読み方と例文
読み方割合
じやうしんゐん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
万事は叔父の計らひで、検屍けんしも済み、棺も間に合ひ、通夜の僧は根津の定津院じやうしんゐんの長老を頼んで、既に番小屋の方へ登つて行つたとのこと。明日の葬式の用意は一切叔父が呑込んで居た。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)