“官僚”の読み方と例文
読み方割合
かんりょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その実これは歴史から来る迷信めいしんであり、過去の法制局長官に非常に威勢いせいのよい政治家が多かったことと、昔の官僚かんりょう政治の中で、法制局が内閣の智恵袋ちえぶくろの役割をつとめた事から来ている。
親は眺めて考えている (新字新仮名) / 金森徳次郎(著)
古い文部官僚かんりょうで、こちこちの国家主義者としてその名が通っており、在官中から「興国青年塾」という私塾を腹心ふくしんの教育家に経営させ、退官後は、自らその指導の中心になっている人であった。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)