)” の例文
此によりてたゝへコトへまつらば、皇御孫スメミマの尊の朝廷ミカドに御心暴(いちはや)び給はじとして……天つのりとの太のりと言をもちて、たゝへ言へまつらくと申す。
国文学の発生(第二稿) (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
又「千年をかねて、たぬしきへめ」(古今巻二十)なども、新年宴の歓楽を思ふばかりでなく、寿詞によつて、天子の寿の久しさを信じ得た人の、君を寿しながら持つ豊かな期待である。
国文学の発生(第二稿) (新字旧仮名) / 折口信夫(著)