“安奉線”の読み方と例文
読み方割合
あんぽうせん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それで道中つつがなく安奉線あんぽうせんを通って、安東県あんとうけんまでやって来た。ところがここで橋本の博士がちょっと気に食わなくなった。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
それから北京ペキンへ出て、上海シャンハイへ来て、上海から満鉄の船で大連まで帰って、それからまた奉天へ行って、今度は安奉線あんぽうせんを通って、朝鮮へ抜けたら好いだろうとすこぶる大袈裟おおげさ助言じょごんを与える。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)