“安全地帯”の読み方と例文
読み方割合
あんぜんちたい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へんだなア、だが、なにしろありがたい、ここはおいらの安全地帯あんぜんちたい、いいお住居すまいを見つけたものだ。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかし、そこもホッとする安全地帯あんぜんちたいにはならない。すぐ血眼ちまなこになった竹童ちくどうが、おなじみきをよじのぼって、般若丸はんにゃまるの刀で楢の小枝をはらいながら、ジリジリとせまってきた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)