トップ
>
守戸
>
しゅこ
ふりがな文庫
“
守戸
(
しゅこ
)” の例文
その代りに
守戸
(
しゅこ
)
というものが出来ました。これはもと良民で、所謂
夙
(
しゅく
)
の名の由って起るところですが、これは改めて後に申し述べましょう。
特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
「シュク」は
守戸
(
しゅこ
)
で、昔の陵の番人だという説があります。これには有力な反対説もありますが、私はやはりこの
守戸
(
しゅこ
)
の説を取りたいと思います。
特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
所謂
隠坊
(
おんぼう
)
に堕落してしまっては、名は良民の
守戸
(
しゅこ
)
たるシュクでいても、世間から賤視せられるに至るのは、けだしやむをえなかったでありましょう。
特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
普通に「
守戸
(
しゅこ
)
」の訛りだと説明せられ、その陵墓のない地方のシュクについては、その名が他の同じ階級の賤者に及んだのであろうと説明されていた。
賤民概説
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
夙
(
しゅく
)
の起原沿革は、別に「夙の者考」に述べておいたが、要するに夙ももとは御陵守の
守戸
(
しゅこ
)
で、初めは良民であったとしても、その職業上から賤まれて、エタとの間に賤しい程度に於いて
エタ源流考
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
守
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
戸
常用漢字
小2
部首:⼾
4画
“守”で始まる語句
守
守宮
守護
守刀
守袋
守銭奴
守護神
守衛
守人
守役