“宇津谷峠”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うつのやとうげ80.0%
うつのやたうげ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「これは大変でございますよ、笹野様。昨日の二月十八日は、東海道宇津谷峠うつのやとうげで金飛脚が殺され、三百何十両の金が取られております」
……なんだなんだ、今さららしくギョッとしたような面をするねえ。……実は、芳太郎、宇津谷峠うつのやとうげの雨やどり、この三百両は按摩あんまを殺してった金だといやア、おお、そうかと嚥みこんでやる。
「これは大變でございますよ、笹野樣。昨年の二月十八日は、東海道宇津谷峠うつのやたうげで金飛脚が殺され、三百何十兩の金が取られて居ります」