季世きせい)” の例文
孟子のこの言を進めた当時はもはや戦国も季世きせいに属し、五覇七国雄強を競うて生民堵に安んぜざる事、四百年。
永久平和の先決問題 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
公子のほうは平安朝季世きせいの、自信と自尊心を身につけた藤原一門の才女の典型で、膚の色は深く沈んで眉毛が黒々と際立ち、眼は淀まぬ色をたたえて従容と見ひらかれている。
無月物語 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)