“存問”の読み方と例文
読み方割合
そんもん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
茶山の存問そんもんを受けた古庵は余語よご氏である。市川は恐くは市河であらう。若し然りとすると、米庵でなくてはならない。何故といふに寛斎は既に二年前に歿してゐるからである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
即ニシテ館ニ就ク。矢田少属ヲシテ知事清岡氏ヲ存問そんもんセシム。清岡氏モマタ僚属ヲシテ来ツテイハシメテ曰ク昨日駕ヲ税シ百事艸艸そうそうトシテイマダ就イテ起居ヲ問フノいとまアラズ。あえテ謝スト。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)