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嬖臣
ふりがな文庫
“嬖臣”の読み方と例文
読み方
割合
へいしん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へいしん
(逆引き)
忠之が出勤せぬ利章の邸へ、自分で押し掛けようとした怒には、
嬖臣
(
へいしん
)
十太夫の受けた
辱
(
はづかしめ
)
に報いるために、福岡博多の町人を
屠
(
はふ
)
つた興奮が加はつてゐたのであつた。
栗山大膳
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
すでに
尊治皇太子
(
たかはるこうたいし
)
の時代から、後醍醐のまわりには、それを
擁
(
よう
)
するつよい一連の
嬖臣
(
へいしん
)
ができていた。
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
善かれ悪しかれ内膳は
肚
(
はら
)
をきめなければならなかった。……かれは秋山平蔵と共に、頼胤側近の二
嬖臣
(
へいしん
)
といわれている。「君側の
奸
(
かん
)
」という思いきった評判も耳にする。
新潮記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
嬖臣(へいしん)の例文をもっと
(6作品)
見る
嬖
漢検1級
部首:⼥
16画
臣
常用漢字
小4
部首:⾂
7画
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