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嬉々
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いそ/\
ふりがな文庫
“
嬉々
(
いそ/\
)” の例文
あそこの窓の下に行つて、コトコトと叩いて、そこにその白い顔が出た時に、春の風のやうな微かな
私語
(
さゝやき
)
を敢てさへすれば、それですぐにかの女は
嬉々
(
いそ/\
)
として出て来るに相違ない。
赤い鳥居
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
それでまた私は心動いて、箸を置くと
嬉々
(
いそ/\
)
しながら渇を覺えた時の用意にと、大きな梨を二つ懷に入て例の櫻のステッキを杖ついて、湯の花澤へゆく道から左に折て急がぬやうに登つていつた。
箱根の山々
(旧字旧仮名)
/
近松秋江
(著)
と
仇氣
(
あどけ
)
ないまで、
婦
(
をんな
)
もともに
嬉々
(
いそ/\
)
して
艶書
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
嬉
漢検準1級
部首:⼥
15画
々
3画
“嬉”で始まる語句
嬉
嬉戯
嬉敷
嬉涙
嬉笑
嬉遊
嬉遊笑覧
嬉野
嬉気
嬉泣