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娼楼
ふりがな文庫
“娼楼”の読み方と例文
読み方
割合
しょうろう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しょうろう
(逆引き)
浮世絵における
和蘭画
(
オランダが
)
幾何学的遠近法の応用は既に
正徳
(
しょうとく
)
享保頃に流行せし劇場内部の光景または
娼楼
(
しょうろう
)
大広間見通しの図等においてこれを見たりしといへども
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
大鳥居をくぐった
処
(
ところ
)
に、五六軒の
娼楼
(
しょうろう
)
が軒をならべ、遊覧地だけに、この土地よりも何か
情緒
(
じょうしょ
)
があるように思われ、そんな話をしてから、
風呂
(
ふろ
)
へ行ったのだったが
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
帰りに
四馬路
(
スマロ
)
という道を歩く。油絵の額を店に並べて、美しく化粧をした童女の並んでいる家がところどころにある。みんな
娼楼
(
しょうろう
)
だという。
芸妓
(
げいぎ
)
が
輿
(
こし
)
に乗って美しい扇を開いて胸にかざしたのが通る。
旅日記から
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
娼楼(しょうろう)の例文をもっと
(4作品)
見る
娼
漢検準1級
部首:⼥
11画
楼
常用漢字
中学
部首:⽊
13画
“娼”で始まる語句
娼妓
娼婦
娼家
娼婦型
娼女
娼帰
娼嫉
娼妓買
娼妓達
娼子娘
“娼楼”のふりがなが多い著者
徳田秋声
永井荷風
寺田寅彦