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娶合
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めあ
ふりがな文庫
“
娶合
(
めあ
)” の例文
そなたの妹は、
周瑜
(
しゅうゆ
)
に
娶合
(
めあ
)
わせてある。よくそなたからも妹にいって、周瑜をして、
孫権
(
そんけん
)
を補佐するよう……よいか、内助を
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
清太郎の道樂を叩き直してお筆と
娶合
(
めあ
)
はせ、何んとかこの
身上
(
しんしやう
)
を繼いでもらひたさに、つい無理なことも申したのです。
銭形平次捕物控:176 一番札
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
あれが両人を晴れて
娶合
(
めあ
)
わせるキッカケだったんだ。
くろがね天狗
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
行く/\は
甥
(
をひ
)
の善介と
娶合
(
めあ
)
はせ、この
身上
(
しんしやう
)
を讓るつもりだつたが、お絹さんはもう一人の甥の伊三郎と
懇
(
ねんご
)
ろになつて、可哀想にこの家を追ひ出され
銭形平次捕物控:269 小判の瓶
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
あなた様とて、毛利家に忠義のゆえをもって、わたくしを
娶合
(
めあ
)
わされ、さらにまたこの度は、輝元様の
目鑑
(
めがね
)
をもって、
軍目付
(
いくさめつけ
)
にこの城へさし向けられたお立場ではありませぬか。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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高弟の川波勝彌と
娶合
(
めあ
)
はせてこの道場を繼がせる心算だつたのが、紫田彈右衞門が癈人同樣になつて、道場の前途がはなはだ心細くなつた上、川波勝彌が近頃望まれて
銭形平次捕物控:106 懐ろ鏡
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
最初は吉太郎に
娶合
(
めあ
)
わせるつもりで、亡くなった父の市太郎が、親類から貰って育てて居りましたそうで、父親が亡くなって、吉太郎が勘当された後は、自然——へエ
銭形平次捕物控:168 詭計の豆
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
最初は吉太郎に
娶合
(
めあ
)
はせるつもりで、亡くなつた父の市太郎が、親類から貰つて育てて居りましたさうで、父親が亡くなつて、吉太郎が勘當された後は、自然——へエ
銭形平次捕物控:168 詭計の豆
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
そればかりではなく、多の市も我慢の角を折って、十年別れ住んだ女房のお皆と一緒になり、お浜と吉三郎を
娶合
(
めあ
)
わせ、平凡ながら、腕の良い按摩で無事に一生を終ったということです。
銭形平次捕物控:064 九百九十両
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
そればかりではなく、多の市も我慢の角を折つて、十年別れ住んだ女房のお皆と一時になり、お濱と吉三郎を
娶合
(
めあ
)
はせ、平凡ながら、腕の良い
按摩
(
あんま
)
で無事に一生を終つたといふことです。
銭形平次捕物控:064 九百九十両
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
母親のお早は持て餘した揚句、親類中での褒めものの娘、お夏といふ十九になるのを娘分にして貰ひ受け、
厄
(
やく
)
が過ぎたら金之助と
娶合
(
めあ
)
はせるつもりで、朝夕の世話までさせることにしました。
銭形平次捕物控:236 夕立の女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
娶
漢検1級
部首:⼥
11画
合
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
“娶”で始まる語句
娶