“威躯”の読み方と例文
読み方割合
いく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
須弥壇しゃみだん上に立つ堂々一丈二尺の威躯いくは実に荘厳であり、力が充実しており、またほの暗い天井のあたりに仰がれる尊貌そんぼうは沈痛を極めている。慈悲の暖かさも悟達の静けさもみられない。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)