“妬(やき)” の例文
「妬(やき)もちはひどい方でした、でも、そんなに仲が惡いとも思ひません、大抵のことは、旦那の方で折れて居たやうですから」
妬(やき)もちやきの女房も、極道者の亭主も、彼には服した。飢餓や病魔のお化けにとッつかれて多年不幸の底にあった因果な家庭も、そこへ、親鸞の明るい顔が訪ねてゆくと
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)