“妓籍”の読み方と例文
読み方割合
ぎせき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わが身いまだ妓籍ぎせきを脱せざりし頃絶えず用ひたるかの矢筈草今も四谷のいえにあり。煎じて参らすべければいささかその匂ひの悪しきを忍びたまへとて、ただちに人をせて矢筈草取寄せ煎じけり。
矢はずぐさ (新字旧仮名) / 永井荷風(著)