“妄魔”の読み方と例文
読み方割合
もうま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夢寐むびの間も忘れ得ず、仏戒の力も、おのれの力も、それを制圧するに足らず、日々夜々の妄魔もうまとの戦いに、あわれ心身もむしばまれて滅びんとしている愚か者がこの範宴であります。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)