奸怨かんえん)” の例文
宋江は消極的になったが、文炳の奸怨かんえんを憎む一党の憤怒はまず、江州立退きの置土産に、また、世上への見せしめだとして、ついに黄家こうけ征伐がもくろまれた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)