トップ
>
女郎
>
いらつめ
ふりがな文庫
“
女郎
(
いらつめ
)” の例文
女郎
(
いらつめ
)
が未だ若い家持に
愬
(
うった
)
える気持で甘えているところがある。万葉末期の細みを帯びた調子だが、そういう中にあっての佳作であろうか。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
女郎
(
いらつめ
)
は
別後
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
また序詞などを使って幾分民謡的な技法でもあるが、これも前の
紀皇女
(
きのひめみこ
)
の御歌と同じく、
女郎
(
いらつめ
)
に即したものとして味うと特色が出て来るのである。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
「藤原
宿奈麿
(
すくなまろ
)
朝臣の妻、石川
女郎
(
いらつめ
)
愛薄らぎ離別せられ、悲しみ
恨
(
うら
)
みて作れる歌年月いまだ
詳
(
つまびらか
)
ならず」という左注のある歌である。宿奈麿は
宇合
(
うまかい
)
の第二子、後内大臣まで進んだ。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
“女郎”の意味
《名詞》
(じょろう)高貴な女性。
(じょろう)女性。若い女性。
(じょろう)遊女。
(めろう)女性の侮蔑語。
(めろう)少女。
(出典:Wiktionary)
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
郎
常用漢字
中学
部首:⾢
9画
“女郎”で始まる語句
女郎花
女郎屋
女郎蜘蛛
女郎衆
女郎買
女郎人形
女郎免
女郎奴
女郎牛
女郎屋町