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女色
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にょしょく
ふりがな文庫
“
女色
(
にょしょく
)” の例文
「……ふム。……いや義助、とまれ
讒者
(
ざんしゃ
)
にとれば、わしが
女色
(
にょしょく
)
に溺れているなどは、よい口実になるだろう。正成も言いかねぬ」
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
金が出来ると、
女色
(
にょしょく
)
を
漁
(
あさ
)
る、自動車を買う、邸を買う、家を新築する、分りもしない
骨董
(
こっとう
)
を買う、それ切りですね。中に、よっぽど心掛のいゝ男が、寄附をする。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
あいかわらずこの若入道は
艶
(
なまめ
)
かしい。あまり
女色
(
にょしょく
)
の外聞は聞かぬが、さぞ女にもてることであろうと、師直は身にひきくらべて
羨望
(
せんぼう
)
を禁じえない。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
うすうす事情を眺めていると、その当時、関屋孫兵衛というひとり息子、
博奕
(
ばくち
)
は打つ、
女色
(
にょしょく
)
にはふける、手のつけられない
放埒
(
ほうらつ
)
に、それが病のもとらしかった
鳴門秘帖:05 剣山の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“女色”の意味
《名詞》
女性の色香。
女性との情事。
(出典:Wiktionary)
“女色”の解説
女色(じょしょく、にょしょく、じょしき)とは、女性の性愛(女性の異性愛)を指す言葉である。男色(男性同士の性愛)の対語に相当する。発音は異なるが中国伝来の言葉であり、朝鮮半島でも用いられる。
(出典:Wikipedia)
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
“女色”で始まる語句
女色漁