トップ
>
奢侈
>
しやし
ふりがな文庫
“
奢侈
(
しやし
)” の例文
『その性狂暴、
奢侈
(
しやし
)
に長じ、非分の課役をかけて農民を苦しめ、家士を
虐待
(
ぎやくたい
)
し、天草の特産なる
鯨油
(
げいゆ
)
を安値に買上げて暴利を
貪
(
むさ
)
ぼり』
銭形平次捕物控:078 十手の道
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
* 足利八代将軍義政は、政治に心を用ゐず、
奢侈
(
しやし
)
に耽り、土木を起し、課税を重くし、度々徳政の令を発したので、人民は塗炭の苦しみに陥入り、極度に頽廃的となつた。
二千六百年史抄
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
尚武は国際的
奢侈
(
しやし
)
である。
侏儒の言葉
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
西陣
(
にしぢん
)
の織物を一手に
捌
(
さば
)
いた本家福屋の番頭から仕上げた善兵衞が、
暖簾
(
のれん
)
を分けて貰ふと、公儀に
讒訴
(
ざんそ
)
をして、
天草
(
あまくさ
)
の旗指物を引受けたとか、身分不相應の
奢侈
(
しやし
)
僭上
(
せんじやう
)
に
耽
(
ふけ
)
つたとか
銭形平次捕物控:002 振袖源太
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
奢
漢検1級
部首:⼤
12画
侈
漢検1級
部首:⼈
8画
“奢侈”で始まる語句
奢侈品
奢侈僣上
奢侈僭上
奢侈放逸
奢侈文弱
奢侈淫楽