“奔逃”の読み方と例文
読み方割合
ほんとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
馬に奔逃ほんとうされて、斬るべき機会を失って、我ながら呆然ぼうぜんとして、見えぬ眼に走る馬を見つめて、暫く立ち尽していたことも本当です。
大菩薩峠:31 勿来の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
それはこれより北に奔逃ほんとうして、越後ざかいに姿を隠している。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)