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奈良朝
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ならちょう
ふりがな文庫
“
奈良朝
(
ならちょう
)” の例文
六国史
(
りっこくし
)
などを読んで、
奈良朝
(
ならちょう
)
の昔にシナ文化の
洪水
(
こうずい
)
が当時の都人士の生活を浸したころの状態をいろいろに想像してみると
カメラをさげて
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
煉瓦
(
れんが
)
石材を用いるやや永続的な様式は移動できないようにしたであろう、
奈良朝
(
ならちょう
)
以後シナの
鞏固
(
きょうこ
)
な重々しい木造建築を採用するに及んで実際移動不可能になったように。
茶の本:04 茶の本
(新字新仮名)
/
岡倉天心
、
岡倉覚三
(著)
奈良朝
(
ならちょう
)
の傑作ということですが、まるで生きているように、よくできています。やさしくおだやかな顔、ふっくらしたからだ、それが金色に、こうごうしく、かがやいているのです。
仮面の恐怖王
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
盆踊りのまだ行なわれている所があればそこにはどこかに
奈良朝
(
ならちょう
)
以前の民族の血が若い人たちのからだに流れているような気がしてしかたがない。
田園雑感
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
この精神こそは
奈良朝
(
ならちょう
)
で有名な
光明皇后
(
こうみょうこうごう
)
のみ
心
(
こころ
)
を動かしたものであって、「折りつればたぶさにけがるたてながら
三世
(
みよ
)
の仏に花たてまつる
(三二)
。」とお
詠
(
よ
)
みになった。
茶の本:04 茶の本
(新字新仮名)
/
岡倉天心
、
岡倉覚三
(著)
奈
常用漢字
小4
部首:⼤
8画
良
常用漢字
小4
部首:⾉
7画
朝
常用漢字
小2
部首:⽉
12画
“奈良朝”で始まる語句
奈良朝時代