“天神橋詰”の読み方と例文
読み方割合
てんじんばしづめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十四人はたつた今七八十人の同勢をひきゐて渡つた高麗橋かうらいばしを、ほとんど世を隔てたやうなおもひをして、同じ方向に渡つた。河岸かしに沿うて曲つて、天神橋詰てんじんばしづめを過ぎ、八軒屋に出たのは七つ時であつた。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)