“大鸚哥”の読み方と例文
読み方割合
おおいんこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「はっ!」と思って身を沈める、とたんに、幸いにも傍から松川理学士が素速く手を伸ばして、大鸚哥おおいんこを抱きとめたので、龍介は怪我をせずにすんだ。
幽霊屋敷の殺人 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
ただ吾郎の部屋の外へきた時大きな鳥籠があって、中に鶏ほどもある珍しい南洋の大鸚哥おおいんこがいるのを見つけた。
幽霊屋敷の殺人 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
「ぎゃ! ぎゃ! ぎゃ!」と叫びながら大鸚哥おおいんこが飛びだしたかと思うと、恐ろしいいきおいで龍介に躍りかかった。
幽霊屋敷の殺人 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)