大鳳たいほう)” の例文
そして大鳳たいほうが起つように身の位置を変え、太刀のつかへ手をかけたとき、謙信の二太刀目が、彼の転じたあとの空間を斬った。
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
飛行潜水艦『富士』は、三百キロの快速力で、大鳳たいほうのように、月夜の空をかけって行く。
昭和遊撃隊 (新字新仮名) / 平田晋策(著)