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大頭
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おほあたま
ふりがな文庫
“
大頭
(
おほあたま
)” の例文
その第一の愛児であるこの
大頭
(
おほあたま
)
は、自分の持つてゐるものによつて、肝腎の真夏を冷却し去らうとする反抗児であるからだ。
独楽園
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
明治政府
(
めいぢせいふ
)
になツてからも、
久
(
ひさ
)
しくお
役人
(
やくにん
)
の
大頭
(
おほあたま
)
に加へられてゐて、頭は古いが馬鹿でなかツたので、一度は
歐羅巴
(
えうろツぱ
)
駐剳
(
ちうさつ
)
の
公使
(
こうし
)
になツたこともある。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
此奴
(
こいつ
)
まだ卑怯な事は、俺の旦那が薩長の
大頭
(
おほあたま
)
と御懇意なのを承知して、首尾よく嬢様を
掌中
(
てのうち
)
に丸め込んで旦那のお引立に預からうといふ野心があるのだ。
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
“大頭”で始まる語句
大頭株
大頭達
大頭鯨