大鑿おほのみ)” の例文
隱してゐた大鑿おほのみでお紋のぼんのくぼを打つて殺し、それから庭先に廻つて大鑿で雨戸を一枚コジあけた——締りのない雨戸だから
「上總屋の井戸の中から、大きな澤庵石たくあんいしが一つと、穴掘り大工の使ふ、一貫目もありさうな大鑿おほのみが、出て來ましたよ」
大鑿おほのみが一梃見えませんよ、親分」