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大経師
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だいきょうじ
ふりがな文庫
“
大経師
(
だいきょうじ
)” の例文
それに京で名高い
大経師
(
だいきょうじ
)
のいきさつを、そのまま取入れた趣向じゃもの、この狂言が当らないで何としようぞのう。
藤十郎の恋
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
平河町の
大経師
(
だいきょうじ
)
、
張抜拵物
(
はりぬきこしらえもの
)
の名人、
美濃清
(
みのせい
)
が二年がかりでこしらえたもの。
平賀源内捕物帳:山王祭の大像
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
それから、現在のことにわたりますが、ついこの間まで家にいた吉岡宗雲君は、京都
高辻
(
たかつじ
)
富小路
(
とみのこうじ
)
の仏師の悴で、今は郷里に帰っており、次に奈良多門町の
大経師
(
だいきょうじ
)
の悴で、鏑木寅三郎君は紫雲と号す。
幕末維新懐古談:79 その後の弟子の事
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
芸題は『
大経師
(
だいきょうじ
)
昔暦
(
むかしごよみ
)
』と云って、京の人々の、記憶にはまだ新しい
室町
(
むろまち
)
通の大経師の女房おさんが、
手代
(
てだい
)
茂右衛門
(
もえもん
)
と不義をして、
粟田口
(
あわたぐち
)
に刑死するまでの、
呪
(
のろ
)
われた命懸けの恋の狂言であった。
藤十郎の恋
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
経
常用漢字
小5
部首:⽷
11画
師
常用漢字
小5
部首:⼱
10画
“大経師”で始まる語句
大経師以春