“大筏”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおいかだ50.0%
ジョン50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水は前にも云った通り、金鏽かなさびに近い代赭たいしゃである。が、遠い川の涯は青空の反射も加わるから、大体刃金色はがねいろに見えぬ事はない。其処を名高い大筏おおいかだが二艘も三艘も下って来る。
長江游記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
飛入台付ラドオ・プロン大筏ジョンの上にいたスポオティング・クラブの面々も、口々に「いずれ後刻」といいながら、どぶん、どぶんと海に飛び込んで昼飯めがけて泳いで行ってしまった。