大浦おおうら)” の例文
大軍は、大浦おおうらを出て、木曾川きそがわをわたり、聖徳寺せいとくじに布陣して、目的にかかった。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「ええ、あなた方の一足先にね、大浦おおうらの方へ行ったようでしたね。」
大浦おおうらと云う守衛ですがね。莫迦莫迦ばかばかしい目にったですよ。」
保吉の手帳から (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
四歳よんさい茂太しげたをつれて大浦おおうらの洋食くひに今宵こよひは来たり
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
大浦おおうらに、とりでを築け」
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)