大法螺おほぼら)” の例文
そのうちに公儀から召出されて公方くばう樣の糸脈を引くんだなんて大法螺おほぼらを吹いてゐるところをみると、あんまり信用のできる醫者ぢやありませんね。
どうかおれの云つた通り、あのキツプリングの説などは口から出放題ではうだい大法螺おほぼらだと、先祖のゑんすすぐ為に、一度でもいからその鼻をあげて、喇叭らつぱのやうな声を轟かせてくれ。
動物園 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
「道樂に身を持崩して、東海坊の弟子になり、大法螺おほぼら相槌あひづちを打つてトウセンボウとか名乘つたんだろう」
公方くばう樣の糸脈を引く——と大法螺おほぼらを吹くだけあつて、なか/\の見識けんしきです。